エソンの備忘録

至って無益な情報ばかりがあります。読んでね。

カルト宗教に勧誘された話

 

エソンです。大学1年生です。

 

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当時の筆者

皆さんは宗教に勧誘されたことはありますか?僕はあります。玄関を開けるとお姉さんやおばさんが立っていて「幸せですか?」と聞いてくるやつではありません。駅前で声をかけられるやつです。今日は、今年の春、晴れて大学生となった僕エソンが実際に怪しげな宗教団体に勧誘されたお話です。本当は今日あった爆笑オモシロエピソードをお話したいところですが、僕の日常なんて誰も世話してない水槽みてえな色してますから面白いことなんてありません。過去の話になりますがご了承ください。脚色の無い実話です。

 

 

 

出会い

エソンの大学は基本オンラインで授業が進みます。なかなか大学に行く機会はありませんが、その日はサークル活動が大学で行われたので珍しく電車を使いました。帰り道、慣れない大きな某駅で1人汗ビショビショでキョロキョロしながら歩いていると爽やかなお兄さんに声をかけられました。「○○大学の方ですよね?アンケートにお答えいただけませんか?」  僕はイヤホンを外して立ち止まりました。大学の名前を言うということは言わば身内ですし、そんな警戒すべき人じゃないのかなと思ったのです。そこでは将来の夢や周囲の交友関係、人生観についての質問をいくつかされました。僕は真面目なのでひとつひとつ丁寧に答えます。全て答え終わっても声をかけてきたお兄さんが何の人なのかイマイチ分からなかったので、彼はどこの団体の人で何のためにこのアンケートをとっているのかと聞くと、丁寧に自身のサークルについて教えてくれました。

彼のサークルではボランティア活動やレクリエーションを行っていること、そこでは仲間のみんなが合宿などを行って親睦を深めていること、それはとても素敵なことだということ。僕はもともとボランティアに興味があったので、後日またそのサークルのことについて詳しく話を聞く約束をしました。大学でボランティアをやりまくってやろうと燃えていました。ボランティア大好き!ちょっとズレてる奴でも入れるし仲良くなれる、ボランティアサークル!LOVE……!その日は連絡先を交換して解散しました。

 

その後LINEでのやりとりがありましたが、お兄さんは見た目の印象の通りさわやかでいい人でした。サークルの説明を受けるzoomの開催日時が決定しました。ボランティアがやりたくて仕方ない僕はワクワクして眠れない夜を過ごしました。ボラァ……

 

 

説明会

zoomの日です。指定されたURLで入室すると、アンケートをとってきたあのお兄さんともう1人メガネの青年がいました。緊張している僕に対してホニャホニャと自己紹介をしてきます。メガネくんは同じ大学の3年生でサークルの中心人物、でも少し気が弱そうな感じでした。対してアンケート兄さんは堂々として喋り慣れている様子で、なんとOBで社会人だそうです。なんでサークルのOBがわざわざ駅前でアンケートなんかしてるんだよと思いましたが、エソンは純真なので「そういうもんなのか〜お疲れ様ですね」としか思っていません。その後僕がグダグダの自己紹介をして生暖かい変な空気になったところで本題に入ります。このサークルの概要と活動内容です。

 

このサークルは、社会福祉、合宿、勉強の三本柱で成り立っています。

まず第1の社会福祉はいわゆるボランティア活動で、ゴミ拾いやら何やらをサークルの皆でやってニコニコ、集合写真なんかも撮っちゃお、という活動です。僕はこれがやりたくてしかたないのです。テンションぶち上げでお話を聞きます。「フンフンフン!面白そうですね!!よろしくお願いします!!!」

第2の柱、合宿は、サークルのみんな(写真を見る限りいわゆる陽キャはいなさそう)がログハウスを借りてご飯をつくったりスポーツをしたりレクをしたりで仲良くするというもの。長いと1週間も共同生活をするらしいです。ボランティアサークルだと聞いていた僕は何の為にそんなことをするのか本当に意味がわかりませんでしたが、「そういうもんなのか〜」と流します。脳が縮んでいるのがよくわかります。

第3の柱、勉強。これがヤバそうでした。教授などをよんで現代の問題を調べ、ディスカッション。←いいね。社会をより良くするにはどうしたらよいか、会議。←いいね。それとは別に、世界を素晴らしいものにするために○○という偉い方の思想を学ぶ。←何?さすがにこれは僕もそういうもんなのかとはいきません。このサークル、怪しいぞッッ!!!!!!!!

 

 

質疑応答

アンケート兄さんがテッカテカの前歯を見せながら「質問はありますか?」と聞いてきます。○○様の思想について聞こうかなと思いつつ、「え〜〜〜〜とですねぇ、、、」とモニョモニョしながらカメラの画角の外でスマホをいじってサークルの名前を検索。すると、『そのサークルはカルト宗教です!!!駅前のアンケートに注意!!!!!』とのこと。ヤッベ〜〜〜〜〜〜!!!ボランティアできねえのかよ〜〜〜!!!クソクソクソ〜〜〜〜!!!!脇汗がめっちゃ出ました。背中も変な汗でびしょびしょです。落ち着こう、相手は画面の向こうだ、と自分に言い聞かせて質問を飛ばします。全てアンケート兄さんが捌いてくれました。その様子がメガネくんにお手本を見せているようでなんか癪でしたのでメガネくんを名指しで聞きましたが、アンケート兄やんがすかさずフォローを入れてきて嫌でした。

・なんで合宿をするんですか?→仲良くなるためです。今年はできないかもね〜(よかった)

・ボランティアは何するんですか?→ゴミ拾いです。今年はできないかもね〜(最悪)

・勉強の”ディスカッション”て何するんですか?→教授を読んで話を聞きます。SDGsとかを各自で調べて発表もします。(やりたくないしイマイチ)昼休みも潰します。(最悪)

・駅前で取ったアンケートは何に使うんですか?→宗教じみた”勉強”の時間に人生観の例などとして使います。(ボランティアをさせてくれ)

・〇〇さんの思想を教えてください→かくかくしかじかこういう素晴らしい思想で、世界みんなが従えば世界平和が実現します!(すごい)

・その思想、僕は初めて聞きました。信者の数や実績はどうですか?→まだ発展途上です。信者はたくさんいます。(なるほど)

・教祖様が布教したのにまだ知名度が低いですが、失敗した理由のディスカッションはしましたか?→まだこれからです。(真剣なのかそうでもないのかわからんな)

・宗教のサークルですか?→違います。(????)

なるほど。ありがとうございました。僕がやりたいのはボランティアだけなので入会しません。すみませんね。そう言って光の速さで退出ボタンを押しました。いや〜、すんなり入ってくれると思ったんだけどな〜、よく考えてくれてますね〜、アンケ兄さんが言ってて怖かったです。その後ボランティア狂の僕は大きなため息をついて13時間寝ました。LINEも消しました。

 

 

結論

カルト宗教(ネットの情報なので不確か)に誘われてホイホイついていってしいましたが、オンラインに救われました。あとで調べたら、高い金を払わされるとか人生が狂うとか書いてあってやばやばでした。例年は事務所のアパートに連れて行かれて囲まれたりするそうです。ボランティアが心の底からしたかっただけの悲しきモンスター・エソンは今夜も満たされぬボラ欲を抑えて眠るのでした。ボラ...ボラ...

皆さんは宗教の勧誘に気をつけてください。彼らは宗教っぽさ無く近づいてきます。ボランティアを始めたくて仕方がないボラ狂の皆さんは本当に気をつけてサークルを選んでください。大学一年生のボッチ諸君が一番危ないです。これを読んでいるあなたが危ないです。

 

以上です。みんな!ボランティア、しようぜ!!!