エソンの備忘録

至って無益な情報ばかりがあります。読んでね。

アロハシャツを探して三千里

 

 

エソンです。夏休みです。

 

ようやく僕の夏が始まりました。小中高と夏休みが始まるのは7月の後半で、終わるのは8月の末というのがセオリーだったので、8月からスタートというのはどうも気が狂います。調子が狂う、か。気が狂うは違いますね。嬉しさで気が狂っているのであながち間違いではありません。

大学では宿題が出ないのが最高です。小中高は8月が始まっても宿題にほぼ手をつけていないガキでしたので、焦燥感のせいでそこはかとなくアナルがムカムカする夏休みを送っていました。対して大学は自分で勉強をしなければならないという噂も聞くので、ゴールが見えないモヤモヤした不安もあります。ウォシュレットでは拭えません。

 

さて、エソンは今年の夏、アロハシャツを着てやろうと目論んでいます。アロハシャツです。ハデハデで南国な開襟シャツ。これは国家を揺るがす企てです。テロ等準備罪で捕まってしまうかもしれません。 

僕はこれまで”This is Japanese OTAKU!woooo!!!”と言われんばかりの神器(チェックシャツ、ボーダーTシャツ、ベージュのダボダボチノパン、変なキャラT、子供っぽい英字Tシャツなど)を好んで着ていました。これはそのアイテム(服ではなくアイテムと呼ぶことにします)やそれを着てる人を悪く言っているのではなく、僕の着方が下手くそという話です。そこでここ1年は無地のシャツと黒のスキニーだけを着て、街中の人を観察し、店のマネキンを観察し、ファッションに興味を持つようにしました。服に興味のない方は「服を着るならこんなふうに」という漫画を読んでください。

そうやって半年ROMった結果、そろそろアロハシャツを着てもいいような雰囲気になって参りました。派手なシャツを着てみたい気持ちが芽生えたのです。いいのかな、俺、告白してもいいのかな!?という気持ちでいよいよアロハに手を出します。1日を使って頑張って探してみました。

 

 

はい。

ぶっ刺さるアロハシャツってなかなか無いんですね。僕は体がまあまあ大きいのでサイズがないのはまぁいいにしても、気に入る柄が無いのです。これは非常にアロハシャツですね、というハイビスカスやサーファー柄の奴を見てもあんまり魅力を感じませんでした。5〜6店舗色んな店を回りましたがどうにもしっくり来るやつがありません。突進する馬が散りばめられた柄や、ビビッドマゼンタの鶴と亀の柄もあまりピンときません。新品の店も古着屋も行きました。でもいいのが無いのです。もっと目がチカチカするやつをくれ、と何らかの中毒者のようなことを言う始末です。

こうなると僕は派手な柄がただ好きなだけで、別にアロハが欲しい訳じゃないなと勘づいてきます。アロハは幻想。アロハは手段。アロハの目的化は本質を見失ってる。これは由々しき事態です。アロハ〜。

こうしてエソンはアロハシャツを手に入れることなく帰ってしまいました。あーあ。最後にせめてものアロハを得ようということでアサイージュースを買いました。もしかしたらアサイージュースじゃなかったかもしれません。適当に南国っぽいのを買いました。トロピカル風味でアロハでした。(お気づきでしょうが、僕は南国に関わる形容詞全てはアロハで代用できると思っています。)

 

僕の姉は全身に般若心経の書かれた服を持っているので、とりあえずそれを買った店を聞いてみます。

こちらからは以上です。

 

 

さようなら。