エソンの備忘録

至って無益な情報ばかりがあります。読んでね。

ヒプノシス日記

エソンです。

━━━━━━武力による戦争は根絶された。争いは武力でなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。━━━━━━

 

最近ヒプノシスマイクというコンテンツにハマっております。言わずと知れた大人気のやつですが、知らない方にヒプノシスマイク、通称ヒプマイがなんなのか説明するのは非常に難しいのです。「コンテンツ」と称したのもそのためで、アニメ?と聞かれればアニメでもあるし、漫画?と聞かれれば漫画もある、が答えです。端的にいうと「声優がキャラに扮してラップしてるのを応援」です。端的に言わなければ、(以下読み飛ばしていただいて構いません)

 

「男性声優がキャラを演じ、そのキャラは3人1組でチームを作っていて、そいつらは池袋や横浜といった地域を代表しているという設定で、特殊なマイクでラップバトルをしていて血とかも出るんだけど(声優は怪我してないよ)、3人の関係性やチーム間の因縁はドラマトラック(音だけの劇)という形で掘り下げられていてストーリーに深みがあり、さらに漫画やアニメも展開していて、有名ラッパーに楽曲提供をされていて、声優てたちが出てきて歌うライブは大迫力で、今や人気が止まることを知らないラッププロジェクトで、それを応援する俺

です。(読み飛ばし終わり)

 

そんな素敵なプロジェクトを応援する僕は、カッケェにーちゃんがラップするのをニコニコしながら聴いて通学しています。受験生の頃からこれにお熱で、勉強中に無意識に口ずさめるようにまでなっています。風呂や部屋で常にブツブツラップをするだけならまだしも、無意識に口に出すのはなかなかリスキーです。ある曲中でヤクザなキャラが

「テメェの遺言聞かせてみろホルぁ!!」

と叫ぶセリフがあって、それが数学を解く僕の口から滑り出ていた時は驚きました。数学の参考書を広げ、背中を丸めてカリカリ勉強する息子。突然大声で遺言を求められたキッチンの母はどんな気持ちだったでしょう。ママ、俺、大学受かったよ。ありがとう。入試本番で試験監督にこの遺言おねだりシャウトをしないように気をつけていたら試験は終わっていました。

 

時は流れ昨日、新曲を聴いて意気YOYOと渋谷の街を闊歩するエソンはカラオケに行きたくなりました。緊急事態宣言も明けたことですし、一人でマイクを通してラップしようと思い立ったのです。昔、友達とカラオケに行ってラップしたら案の定変な空気になったので、もう人前でラップはしないのです。おっとな〜。

 

ビッグエコーを見つけたのですが入口がここであってるのか自信がなくて一旦通り過ぎてキョロキョロしてからおそるおそる入店しました。一人カラオケは人生初です。わけわからん怖すぎワロタで脳がいっぱい、マスクの下は汗で満タンでしたがなんとか入室できました。マスクの下の汗で溺死寸前です。

ビッグエコーではちょうどヒプマイコラボを実施していました。

f:id:ESON:20210628181107j:plain

↑キャラクターが店長を務めているという設定のコラボルーム。次は予約してここに来よう。

ちょいお高めのコラボドリンクをオーダーしました。(慣れてないので受話器を取って「〇〇号室です」と名乗った)(頼むかどうか悩みに悩んでもう10分経過してる(800円するから))

f:id:ESON:20210628180125j:plain

↑冷凍のベリーが乗ったカクテル風ドリンク。チームのイメージカラーに合わせて赤。隣の謎の小瓶の甘い汁を混ぜて頂く。うま!

おまけのキャラグッズは推し(生意気で頭のいい男子中学生。エソンはその子の頭皮を嗅ぎたいと思っている)のやつでした。せっかくなのでマイクを通して「やったー!!!!!!ああああああああ!!!!!!!」と言ってみましたが虚しく反響しただけでした。ヒプマイの世界ではマイクを通した言葉で敵の神経を攻撃するので、もしこれがヒプマイなら反響した自分のやったーで死ぬところでした。

 

全部のキャラを自分でやるので喉はガッビガビになりましたが、さらに30分延長しました。そして見事、初のエソンワンマンライブin渋谷を終えて一人で帰りました。一日の心拍数を使い切ったので心肺停止の状態で家に着きました。

結局家に帰っても興奮は冷めなくて課題もやらずに部屋で小声でラップ歌いました。隣の部屋から小声で「壁を!壊せ!」と聞こえてきたらと想像すると、隣人関係はもうおしまいですかね。

今日はこんな感じでした。さようなら。