エソンの備忘録

至って無益な情報ばかりがあります。読んでね。

8/31が終わるのに宿題が終わっていない

エソンです。8月31日をお知らせします。

 

8月31日ですね。嗚呼8月31日。ふざけやがって。今日は日本中の鬱々とした気持ちの総量が最も多くなる日です。サザエさん症候群とは比にならない圧倒的な落胆パワー。なぜなら明日から学校が始まるからであり、それなのに宿題が終わっていないからです。

 

普段私たちは5日も学校や仕事に行って2日休むという、どう考えてもバランスの取れないキチガイじみたサイクルを回して生活しています。働くことや学校に行くことに慣れすぎて、2日しか休みの無い現状を甘んじて受け入れてしまっているのです。そして日曜日の夜にはサザエさんとかいう愉快な一般人のドタバタ日常を虚ろな目で眺めながら「学校に行きたくないなぁプェ」と言うのです。しかし夏休みの終わりとなればどうでしょう。なぜか突然数十日も休みを貰えた我々学生は、普段の土日の最後に受ける鬱気分に対して、単純計算で{(夏休みの日数)÷2}倍の強さの鬱気分を受けるわけです。この鬱パワーはサザエさん何十人分なんでしょうか。学校によってはFCサザエさんズを2チーム作ってサッカーすることすらできそうです。

8月31日は、サザエさん何十人分の鬱々パワーにのしかかられるだけの日ではありません。宿題が終わっていなくて絶望する日なのです。読書感想文はママ、工作はパパ、自由研究もパパ、日誌は僕、ポスターと書道もパパ、というように家族総出で手伝って宿題の山を片付けるのがどこの家庭でも風物詩なのではないでしょうか。僕の家庭は違いました。

 

さて今日も今日とて自動車学校に通う僕ですが、9月1日までにこなさなければならないタスクが6個もあります。8/30の時点では『8/30、8/31、9/1で2個ずつこなせば全て終わるな』と思っていましたが、まんまと寝坊してしまい、さらに無意識に二度寝YouTubeを見ながら三度寝、確信犯の四度寝、というように意地でも布団から離れない姿勢を見せたため一つもこなせませんでした。なので今日、8/31には『8/31と9/1に3個ずつこなせば全て終わるな』と思っていたのですが、ラーメンズのコントがあまりに面白いせいでなかなか取り掛かることができず、なんとか1個だけ終わらせました。結局状況だけで言えば『明日中に5個終わらせなければパンチパーマの教官に怒られて死に、さらに金も取られる』です。これはあまりにも酷いでしょう。小学校でも中学校でも、血管ビッキビキのパンチおじさんに怒られるのが既に確定している夜というのは経験したことがありません。最近の僕は、今まで賽の河原にチミチミと積んでいた徳を思い切り蹴って崩しさるような怠惰な生活をしているのでまあこんな夜も妥当といえば妥当でしょうか。

さらに終わっていない宿題があります。クレイジースタディというおもしろテキストサイトがあります。そのライター集団が8/31を締め切りとして記事の応募コンテストを行うというのです。僕はwebライターをしてみたいと思っているので、この賞レースに向けてちょっとずつ記事を書き進めていました。しかしこの日記のように思ったことを脊髄反射で書き込むのと、お金と時間をかけて何かを行いそれを写真に撮って記事を書くのでは本当にかかる労力が桁違いなのです。やってる間は楽しいんですけどやり始めるのがなんともめんどくさく、一晩置いて昨日の爆笑シーンを見直すと絶望的に面白くなくなっていたりと、完成までにはいくつもの壁がありました。そして8/31が来ました。例によって僕は宿題の締め切りを守ることができず日記を書いています。応募に間に合いませんでした。マジかい。近日くだらない写真多めの記事がアップされる予定ですが何もかも嫌になってアップするのをやめるかもしれません。

なんか怪しげな記事が公開されたら皆様ぜひよろしくお願いします。

 

今銃声みたいなバカでかいオナラが出ました。さようなら。

 

 

 

 

 

失った午前中、本気の皮算用

 

 

エソンです。昼の12時に起きました。絶望です。

 

本当は今日の午前中をこれでもかと活用して、近所の小さな美術館に行ったり散髪をしたりしようウフ などと考えながら夜1時に寝たのですが、まんまと11時間にも及ぶ大睡眠を完遂いたしました。とても気持ちの良い目覚めで、強い喪失感も同時にありました。こういう小さな絶望は僕の暮らしのスパイスです。

 

さて、起きてすぐ自動車学校に向かい、いつものごとく一度も瞬きせずにガチガチに緊張した運転の練習を終えます。全ての授業が終わるとなんと外は大雨。自転車で学校まで来ているので帰ることができません。大雨と豪雨を交互に繰り返している中自転車をギャンギャン漕いで帰宅します。家に帰る頃には一張羅のユニクロ白Tがスケスケワーォになってしまいました。僕は何も悪いことしてないのに、ひどい話です。でも家に入った瞬間に爆雨(ばくう)が降ってきたので不幸中のなんとやら、はたまた不幸中のなんとやらといったところです。

 

さて、今日の日記では、12時に起床した僕がもし午前中にも起きて活動していたら何を成し遂げられたのかを考えていきます(5時間の自由時間が増えると仮定します)。みんなも一緒に考えるんだよ。

 

 

 

1. 美術館に行く

本来これをやるつもりでしたからね。僕に縁のある方が近所の美術館で個展をするらしいので冷やかしに行こうと思いました。美術に造詣のない僕ですが、彼はよくわからないものを作っていらっしゃるのでどうせ理解できないのが分かりきっていて気が楽です。

 

2.髪を切る

なんか髪が伸びているので切りたいです。2ヶ月前に切ったこの毛ですが、なんかモリモリ伸びてきて眼球を刺しまくるようになってしまいました。伸びてくる何万という毛を綺麗に整え続けなければならず、さらに毛が明らかに減ったらバカにされるという謎のシステムは崩壊してもいいと思います。

 

3.本を読む

先日図書館を訪れてニーチェの”ツァラトゥストラはかく語りき”を借りました。この本とても難解で本当に何を言っているのかわからずメチャメチャ読みたくないのですが、自動車学校の暇な時間には周りに見せつけるように読んでいます。友達がいないのがいけないんです。

 

4.筋トレをする

この前描いた筋トレの日記で腹筋を頑張ろうという結論に至ったので筋トレをしたいしたいと考えています。僕の生活サイクルの中では筋トレをやる隙間はないので難儀しています。脳の”腹筋のやりたさ”を司る分野があるならそこだけムッキムキです。

 

5.九州に行く

東京から5時間あればどこまでいけるのか調べたところ、九州くらいまでならギリいけるらしいです。特急を乗り継いで福岡まで行って、知らない土地の空気を吸いながら自動車学校に授業キャンセルの電話を入れることもできます。あくまで理論上の話ですけどね。

 

6.白いジグソーパズルをやる

宇宙兄弟というマンガで、180ピースの真っ白いジグソーパズルを3時間で完成させるというミッションがありました。僕に5時間あればきっと完成させられるはずです。1度発狂して落ち着いて、という過程を踏む前提でも5時間あれば余裕という計算です。

 

7.10kmぐらい走る

僕は俊足なので、1kmを5分もかけて走ります。10km走るなら50分ですが、僕の体力状況を鑑みて独自の計算式に当てはめると2時間かかります。10km先の温泉で温まってキンキンの牛乳を飲み干す時間も含めれば5時間でちょうどできそうです。帰りはバスを使います。

 

8.絵を描く

最近iPadで絵を描くことにお熱です。なかなか上手に描けません。元々鉛筆の筆圧が高いので、アップルペンシルの先端とiPadの画面がもう故事成語の”矛盾”かというほどグリグリされてしまいます。ペンが画面を貫く日も近そうです。乞うご期待。

 

9.部屋の掃除をする

最近部屋が著しくとっ散らかってきました。なんか見たこともないものがよく部屋に落ちているのでそろそろ決着をつけておかねばなと思っています。下の画像は床に落ちていた「猫の概念」です。

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10.寝る

午前中起きていたなら、意識的に寝るという行動を選択できたはずです。これは意図せず寝てしまった状況とは比べ物にならない気持ちよさがあります。背徳感と贅沢感、自由を十分に謳歌している実感が得られる非常に良い行為です。

 

 

でもどれもできません

 

 

昼まで寝ていたからです

 

皆さんは失った午前を惜しんで夜の時間も失うようなことにはならぬよう、早起きしてください。さようなら。

 

 

 

 

お車ブンブン日記

 

 

エソンです。自動車免許を取ろうとしています。

 

僕の通う自動車学校は家から程近いところにあり、毎日数時間ちょっとずつ通って夏休みのうちに免許を取ろうという計画です。冷静に考えてみれば、僕のような、注意力を母の産道に不注意で落っことしてきたような人間をホイホイ入学させ、さらには公道で鉄の塊をビュンビュン走らすライセンスをくれようとしているのですから、相当なイカれ施設です。そんなイカレサーキットのなかで僕は毎日、ビクビクしながら10km/h(クリープ現象)で運転の練習をしているわけですね。触ったこともなかったハンドルを恐る恐る握って突然アクセルを豪快に踏み込むと、驚くほど急に発進し、死への恐怖によって自分でも気づかなかった生への執着を実感できます。まだ死にたくない。そうやって手汗びしょびしょでハンドルを握りしめているので、次に同じ車を使う生徒が気の毒でなりません。

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最近指に虫刺されのようなブツブツが三つできました。おやおやモスキートちゃん僕の指はそんなにおいちいでちゅか^^くらいにしか思っていなかったのですが、数日たつともう看過できないほど大きく腫れて激烈に痒くなってきました。中指、薬指、小指の三本の付け根に腫れがあったのですが、指を伸ばして反らせると少しの違和感の後にどうしようもない痒みが襲ってきます。気に留めていないと痒くないのですが、強く触ったり掻いたりすると痒さ爆発します。ペットボトルのキャップを開けるという動作でも確実にトリガーになります。一度痒くなったら掻いてしまうのが人間です。そこからは掻く→痒い→掻く→痒いの無限ループ。指が擦り切れるのが先か、俺が悟りを開くのが先か。

流石に日常生活にも支障が出てきて、なにがモスキートちゃんじゃことごとく絶滅しろと思うようになりました。なんか個数も増えたし足の裏にもでっかいハレ腫レカユイができてしまったのでついに皮膚科に行きました。

病院に行くと大きな待合室に誰もおらず、一瞬で呼び出されました。先生に手のひらと足の裏を見せると、1秒で『これは汗疱と言って汗によるものです。お薬を出しますね。』と言われて終わりでした。自分の汗が原因だったので、モスキートちゃんなんて存在しなかったんですね。この汗による症状は夏場にはよくあることらしく、慣れたもんよという対応をされました。悔しかったです。そしたら会計で1000円ですと言われたので、保険が効いているから先生には3000円くらい入るわけですよね、1分の診察で3000円を手にしたということは時給3000×60=180000円、、え18万円!?え!?!?時給18万円!?!?!?!?!? ぼ、ぼく、お医者さんになるぅ!と思いました。医者の世界の全てを舐めているとしか思えないですね。すみません。

 

帰ってきたら皮膚科でもらった薬を当然塗りますよね。両手に腫れがあるので両手に塗ります。指の付け根を重点的に塗り込もうとすると、塗るために指先にも薬がつきます。その薬がまあベトつく薬でして、結局両手が満遍なくテラッテラの人になってしまいます。両手が満遍なくテラッテラな人間というのは非常に無力です。何もできません。できることといえば、冷えた硬い床に仰向けに寝て絶叫しながらテラッテラの手をパタパタ乾かすことくらい。実際そうやって乾かしましたが依然手はテラテラのまま。そうこうしているうちに自動車運転の時間です。

狭い乗用車に乗り込んで異常なまでにツヤツヤの手でハンドルを握って運転しました。なんとか生きて帰ってきましたが、明日はその保証はありません。異常にテカテカのハンドルを次に握る生徒が気の毒でなりません。

今後は痒みがなくなるまで両手テカテカお兄さんとして生きていかねばなりません。覚悟はできました。

 

皆さんも汗疱と運転にはお気をつけください。さようなら。

 

 

 

 

カルト宗教に勧誘された話

 

エソンです。大学1年生です。

 

皆さんは宗教に勧誘されたことはありますか?僕はあります。玄関を開けるとお姉さんやおばさんが立っていて「幸せですか?」と聞いてくるやつではありません。駅前で声をかけられるやつです。今日は、今年の春、晴れて大学生となった僕エソンが実際に怪しげな宗教団体に勧誘されたお話です。本当は今日あった爆笑オモシロエピソードをお話したいところですが、僕の日常なんて誰も世話してない水槽みてえな色してますから面白いことなんてありません。過去の話になりますがご了承ください。脚色の無い実話です。

 

 

 

出会い

エソンの大学は基本オンラインで授業が進みます。なかなか大学に行く機会はありませんが、その日はサークル活動が大学で行われたので珍しく電車を使いました。帰り道、慣れない大きな某駅で1人汗ビショビショでキョロキョロしながら歩いていると爽やかなお兄さんに声をかけられました。「○○大学の方ですよね?アンケートにお答えいただけませんか?」  僕はイヤホンを外して立ち止まりました。大学の名前を言うということは言わば身内ですし、そんな警戒すべき人じゃないのかなと思ったのです。そこでは将来の夢や周囲の交友関係、人生観についての質問をいくつかされました。僕は真面目なのでひとつひとつ丁寧に答えます。全て答え終わっても声をかけてきたお兄さんが何の人なのかイマイチ分からなかったので、彼はどこの団体の人で何のためにこのアンケートをとっているのかと聞くと、丁寧に自身のサークルについて教えてくれました。

彼のサークルではボランティア活動やレクリエーションを行っていること、そこでは仲間のみんなが合宿などを行って親睦を深めていること、それはとても素敵なことだということ。僕はもともとボランティアに興味があったので、後日またそのサークルのことについて詳しく話を聞く約束をしました。大学でボランティアをやりまくってやろうと燃えていました。ボランティア大好き!ちょっとズレてる奴でも入れるし仲良くなれる、ボランティアサークル!LOVE……!その日は連絡先を交換して解散しました。

 

その後LINEでのやりとりがありましたが、お兄さんは見た目の印象の通りさわやかでいい人でした。サークルの説明を受けるzoomの開催日時が決定しました。ボランティアがやりたくて仕方ない僕はワクワクして眠れない夜を過ごしました。ボラァ……

 

 

説明会

zoomの日です。指定されたURLで入室すると、アンケートをとってきたあのお兄さんともう1人メガネの青年がいました。緊張している僕に対してホニャホニャと自己紹介をしてきます。メガネくんは同じ大学の3年生でサークルの中心人物、でも少し気が弱そうな感じでした。対してアンケート兄さんは堂々として喋り慣れている様子で、なんとOBで社会人だそうです。なんでサークルのOBがわざわざ駅前でアンケートなんかしてるんだよと思いましたが、エソンは純真なので「そういうもんなのか〜お疲れ様ですね」としか思っていません。その後僕がグダグダの自己紹介をして生暖かい変な空気になったところで本題に入ります。このサークルの概要と活動内容です。

 

このサークルは、社会福祉、合宿、勉強の三本柱で成り立っています。

まず第1の社会福祉はいわゆるボランティア活動で、ゴミ拾いやら何やらをサークルの皆でやってニコニコ、集合写真なんかも撮っちゃお、という活動です。僕はこれがやりたくてしかたないのです。テンションぶち上げでお話を聞きます。「フンフンフン!面白そうですね!!よろしくお願いします!!!」

第2の柱、合宿は、サークルのみんな(写真を見る限りいわゆる陽キャはいなさそう)がログハウスを借りてご飯をつくったりスポーツをしたりレクをしたりで仲良くするというもの。長いと1週間も共同生活をするらしいです。ボランティアサークルだと聞いていた僕は何の為にそんなことをするのか本当に意味がわかりませんでしたが、「そういうもんなのか〜」と流します。脳が縮んでいるのがよくわかります。

第3の柱、勉強。これがヤバそうでした。教授などをよんで現代の問題を調べ、ディスカッション。←いいね。社会をより良くするにはどうしたらよいか、会議。←いいね。それとは別に、世界を素晴らしいものにするために○○という偉い方の思想を学ぶ。←何?さすがにこれは僕もそういうもんなのかとはいきません。このサークル、怪しいぞッッ!!!!!!!!

 

 

質疑応答

アンケート兄さんがテッカテカの前歯を見せながら「質問はありますか?」と聞いてきます。○○様の思想について聞こうかなと思いつつ、「え〜〜〜〜とですねぇ、、、」とモニョモニョしながらカメラの画角の外でスマホをいじってサークルの名前を検索。すると、『そのサークルはカルト宗教です!!!駅前のアンケートに注意!!!!!』とのこと。ヤッベ〜〜〜〜〜〜!!!ボランティアできねえのかよ〜〜〜!!!クソクソクソ〜〜〜〜!!!!脇汗がめっちゃ出ました。背中も変な汗でびしょびしょです。落ち着こう、相手は画面の向こうだ、と自分に言い聞かせて質問を飛ばします。全てアンケート兄さんが捌いてくれました。その様子がメガネくんにお手本を見せているようでなんか癪でしたのでメガネくんを名指しで聞きましたが、アンケート兄やんがすかさずフォローを入れてきて嫌でした。

・なんで合宿をするんですか?→仲良くなるためです。今年はできないかもね〜(よかった)

・ボランティアは何するんですか?→ゴミ拾いです。今年はできないかもね〜(最悪)

・勉強の”ディスカッション”て何するんですか?→教授を読んで話を聞きます。SDGsとかを各自で調べて発表もします。(やりたくないしイマイチ)昼休みも潰します。(最悪)

・駅前で取ったアンケートは何に使うんですか?→宗教じみた”勉強”の時間に人生観の例などとして使います。(ボランティアをさせてくれ)

・〇〇さんの思想を教えてください→かくかくしかじかこういう素晴らしい思想で、世界みんなが従えば世界平和が実現します!(すごい)

・その思想、僕は初めて聞きました。信者の数や実績はどうですか?→まだ発展途上です。信者はたくさんいます。(なるほど)

・教祖様が布教したのにまだ知名度が低いですが、失敗した理由のディスカッションはしましたか?→まだこれからです。(真剣なのかそうでもないのかわからんな)

・宗教のサークルですか?→違います。(????)

なるほど。ありがとうございました。僕がやりたいのはボランティアだけなので入会しません。すみませんね。そう言って光の速さで退出ボタンを押しました。いや〜、すんなり入ってくれると思ったんだけどな〜、よく考えてくれてますね〜、アンケ兄さんが言ってて怖かったです。その後ボランティア狂の僕は大きなため息をついて13時間寝ました。LINEも消しました。

 

 

結論

カルト宗教(ネットの情報なので不確か)に誘われてホイホイついていってしいましたが、オンラインに救われました。あとで調べたら、高い金を払わされるとか人生が狂うとか書いてあってやばやばでした。例年は事務所のアパートに連れて行かれて囲まれたりするそうです。ボランティアが心の底からしたかっただけの悲しきモンスター・エソンは今夜も満たされぬボラ欲を抑えて眠るのでした。ボラ...ボラ...

皆さんは宗教の勧誘に気をつけてください。彼らは宗教っぽさ無く近づいてきます。ボランティアを始めたくて仕方がないボラ狂の皆さんは本当に気をつけてサークルを選んでください。大学一年生のボッチ諸君が一番危ないです。これを読んでいるあなたが危ないです。

 

以上です。みんな!ボランティア、しようぜ!!!

 

 

 

アロハシャツを探して三千里

 

 

エソンです。夏休みです。

 

ようやく僕の夏が始まりました。小中高と夏休みが始まるのは7月の後半で、終わるのは8月の末というのがセオリーだったので、8月からスタートというのはどうも気が狂います。調子が狂う、か。気が狂うは違いますね。嬉しさで気が狂っているのであながち間違いではありません。

大学では宿題が出ないのが最高です。小中高は8月が始まっても宿題にほぼ手をつけていないガキでしたので、焦燥感のせいでそこはかとなくアナルがムカムカする夏休みを送っていました。対して大学は自分で勉強をしなければならないという噂も聞くので、ゴールが見えないモヤモヤした不安もあります。ウォシュレットでは拭えません。

 

さて、エソンは今年の夏、アロハシャツを着てやろうと目論んでいます。アロハシャツです。ハデハデで南国な開襟シャツ。これは国家を揺るがす企てです。テロ等準備罪で捕まってしまうかもしれません。 

僕はこれまで”This is Japanese OTAKU!woooo!!!”と言われんばかりの神器(チェックシャツ、ボーダーTシャツ、ベージュのダボダボチノパン、変なキャラT、子供っぽい英字Tシャツなど)を好んで着ていました。これはそのアイテム(服ではなくアイテムと呼ぶことにします)やそれを着てる人を悪く言っているのではなく、僕の着方が下手くそという話です。そこでここ1年は無地のシャツと黒のスキニーだけを着て、街中の人を観察し、店のマネキンを観察し、ファッションに興味を持つようにしました。服に興味のない方は「服を着るならこんなふうに」という漫画を読んでください。

そうやって半年ROMった結果、そろそろアロハシャツを着てもいいような雰囲気になって参りました。派手なシャツを着てみたい気持ちが芽生えたのです。いいのかな、俺、告白してもいいのかな!?という気持ちでいよいよアロハに手を出します。1日を使って頑張って探してみました。

 

 

はい。

ぶっ刺さるアロハシャツってなかなか無いんですね。僕は体がまあまあ大きいのでサイズがないのはまぁいいにしても、気に入る柄が無いのです。これは非常にアロハシャツですね、というハイビスカスやサーファー柄の奴を見てもあんまり魅力を感じませんでした。5〜6店舗色んな店を回りましたがどうにもしっくり来るやつがありません。突進する馬が散りばめられた柄や、ビビッドマゼンタの鶴と亀の柄もあまりピンときません。新品の店も古着屋も行きました。でもいいのが無いのです。もっと目がチカチカするやつをくれ、と何らかの中毒者のようなことを言う始末です。

こうなると僕は派手な柄がただ好きなだけで、別にアロハが欲しい訳じゃないなと勘づいてきます。アロハは幻想。アロハは手段。アロハの目的化は本質を見失ってる。これは由々しき事態です。アロハ〜。

こうしてエソンはアロハシャツを手に入れることなく帰ってしまいました。あーあ。最後にせめてものアロハを得ようということでアサイージュースを買いました。もしかしたらアサイージュースじゃなかったかもしれません。適当に南国っぽいのを買いました。トロピカル風味でアロハでした。(お気づきでしょうが、僕は南国に関わる形容詞全てはアロハで代用できると思っています。)

 

僕の姉は全身に般若心経の書かれた服を持っているので、とりあえずそれを買った店を聞いてみます。

こちらからは以上です。

 

 

さようなら。

 

 

ワクチンぶっ刺し日記

 

 

エソンです。ワクチンを打ちました。

 

なかなか予約することができず、やっと今日が一回目の接種。本当に面白いことが無かったので書くことがありません。普通の日記を描きます。

 

朝家を出ると、照りつける太陽が僕の体を貫きます。狙撃されたのかと思いました。今から針を刺されに行くというのに家を出た瞬間に日光に貫かれてしまったので完全にやる気を無くしてしまいました。刺され損です。もう何もしたくないしなんなら玄関で寝てやっても構わないぞという気概に早くもなってしまいました。

大学で接種の予約をしたのでキャンパスまで行く必要があります。電車で数駅、駅から歩いて数分です。そんなの無理です。完全に無理です。家から出た瞬間に、居合の達人みたいな瞬発力で日光への嫌悪感が発生したので、長い道のりを生きて歩ける気がしません。シワシワのミイラになってしまいそうです。そういえばミイラになったら関節とか軟骨もパリッパリになるからRPGの包帯ぐるぐるミイラが滑らかに動くのはおかしいなぁ、と思いました。こんなことを考えるということは、僕は死が近いです。

日陰を探しつつふらふらと家から駅に向かいます。アスファルトからのぼる陽炎で視界の下の方がモヤモヤしています。向かいの歩道には、何かを激しく絶叫する子供とビショビショのジューシーなおじさんたちがいます。家を出て1分でもう僕の背中とマスクはピッタピタに濡れてくっついています。窒息寸前です。このような地獄が続くようならやはり夏は廃止した方がいいと思います。問い合わせは区役所で良いのでしょうか。上京したてで勝手がわかりませんが、地元では夏への苦情は市役所へだった気がします。

さて、弱冷房車を丁寧に回避して電車に乗り、大学の最寄り駅で下車したらまた地獄です。暑いと寒いを繰り返して、サウナと同じ事をしているのですが全くととのいません。というかそもそもサウナで何が整うんですか?心臓に負担がすごそうで苦手です。

アツアツの地面の上を歩くとどうにも頭が上手く回りません。近頃ようやくこのブログを更新できる余裕が出来たのに、全く写真を撮っていないことにやっと気づきます。だから自撮りをいくつかしようとスマホを取り出したのですが、なんかファミチキみたいだったのでやめました。スマホの表面が手汗でベトベトしていましたし、バッテリーが限界なのですぐ熱くなってしまうのです。ホカホカのファミチキスマホをしまって接種会場に着くと撮影禁止の文字が。残念ながらここでもなんの写真も撮れません。溢れるインテリジェンスとほとばしる文才で写真に匹敵する情報を皆様に差し上げます。

汗だくペトペト乳首スケスケのエソンが会場に入ると、他の方々は意外と濡れずに列をなしていました。注射を待ちわびる列だけあって皆さん、遠山の金さんのように肩をグッと出しています。僕も昨日肩に桜の刺青入れといてよかったです。Tシャツを引きちぎって肩を出して列に並びます。はち切れんばかりの上腕二頭筋と飛び散る肉汁に周りの観客が沸き立ちます。実際は接種券も忘れた愚かなガリガリ男が緊張してキョロキョロしてるだけです。

書類系の手続きをサクサクサクと済ませたら簡易的な部屋で女医(ありがとう)と一言二言交わした後スっと刺されて終わりです。なんとも肩透かしでした。女医さんの「チクッとしますよ〜〜〜はいチク、おわりで〜す」の「はいチク、」から「おわりで〜す」までが異常に短かったです。ほんとにちょびっとだけ刺されたんだなと思います。こんな少量の液体を腕に注いだだけで本当に5Gに接続できるのでしょうか。5Gに接続したら手ぶらでも近くのスイパラの場所を調べたりできるんでしょうか。そうだったらいいなぁ。

15分休憩(副作用などが出るかどうか観察する必須の安静時間)して、大学を後にしました。この15分は「両親が陰謀論に影響されてワクチンに反対してきたらどう論破してやろうか」と考えて過ごしましたが、聞いてみたら普通に賛成派だったので無為になってしまいました。ちなみに僕が思いついた対抗法としては、「大きい声で説得してパワーで勝つ」「『思考盗聴されたらメチャクチャにエッチなことを考えて威嚇しよう』と提案する」くらいでした。

それから僕は家に帰ってから全力で掃除をしなければならないので、友人におすすめのカスタムを聞いたのにスタバを我慢し、糖が欲しくてたまらないのにコンビニを素通りし、炎天下を練り練りと歩きます。いらないガラクタを拾ってきてしまう性格は昔からなのか、僕の汗腺は異常に発達しています。性器の周辺を除いた全身という全身の毛穴という毛穴から汗が出ます。むしろ毛穴以外からも出ていないと辻褄が合わないよォというくらいにたくさん出ます。代謝の良さを自慢してくる友人と一緒にサウナに入ってその後の彼の代謝自慢人生に終止符を打ってやったのも1度や2度ではありません。単純計算で行きの2倍濡れている僕はちょっと痩せて家に着きました。

その後はカニカマだらけのキムチチャーハンを作ったり、部屋の隅のヒビから小さい虫が出てきているのを発見して接着剤でヒビを埋めたりして過ごしました。

 

2回目の接種が4週間後に待っています。なんで2回も打つ必要があるのでしょうか。それに2回目の方が副作用が強いという話も聞きます。そもそも針を体に刺して液体を注ぎ込もうというのは本来異常な行為ですから、何らかの拒絶があっても納得できます。しかし2回目のほうが副反応が強いというのはなんなんでしょう。初めて食べてウワォマッズと思った梅干しも2回目はまあまあ食えましたよ、僕。だから次も女医さんに打ってもらいたいと思います。「だから」の使い方を間違えていますね。

4週間後は暑さも控えめになって安全に生きて打てることを願っています。死にたくなくてワクチンを打ちに行く途中で乾いて死んだら本末転倒ですからね。そしたらなんらかの故事成語になれそうですね。

 

今日の日記は以上です。ありがとうございました。

 

 

 

このタイプの蛇口オイ

 

エソンです。お久しぶりです。

 

大学生の敵、そして特権でもあるテストを受け、教授に問題でボコボコに殴られたものの最後まで生きて立っていられたので夏休みに入りました。全ての教授が僕の答案にありったけのコーヒーをこぼし読めなくなり誤魔化すために適当な点数ということにして単位をくれる、これしか道はないです。頼む....!

 

 

さて突然ですがみなさん、排泄してますか?僕はします。生物たるもの食って出しての繰り返し。こと文化人たる皆さんに至っては、トイレという排泄専用の部屋でお上品に用を足していらっしゃることでしょう。僕もです。奇遇ですね。きっと運命ですので、今度一緒の個室に入りましょう。

 

では排泄の後に手、洗っていますか??この質問にはYESと答える方がさっきよりもぐっと減ったと思います。排泄の後に手を洗うという文化が一部地域にはあります。皆さんの地域ではどうでしょう。僕は洗う派です。大腸菌が紙を貫いて手に付くから大便のあとは石鹸で手を洗え、と教えこまれてきました。大腸菌が手についてて何が悪いんでしょうか。別にいいと思うんですけどね。

 

さて、その一部地域のトイレには手を洗うための器具が設置されており、その形や機能も様々です。共通しているのは、

・水が出ること

・手を洗ったあとの水が集められて穴に入ること

概ねこの2点です。

最近は自動で水が出たり、器部分がスケスケだったり、泡や風まで出てくるものもあるそうですね。ハレンチすぎますね。良いサービスエリアの豪華なやつとか高級ホテルのきらびやかなやつとか、所詮うんこついた手を洗う器具のくせして僕の生活よりゴージャスなのもあります。

 

しかしそんなゴージャスハレンチ手洗い場が生まれる前は、銀の蛇口と陶器のボウルというスタンダードが確立していました。↓

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こういうの



 

このタイプのやつ、よくありますよね。今も現役であらゆるトイレに鎮座する、言わば手洗いのノーマルレア。見つけても気分が揺らがないことに定評があります。

今回はこのタイプの洗面器への不満です。

 

このタイプ、先にあげた二つの条件を満たしており、一見優良な洗面台に見えます。僕もそう盲信し、「おしっこしたあと手を洗うと気持ちがいいね〜〜フフ〜〜〜ン」と愛用していたのですが、ついに違和感に気づいてしまいました。なんか使いづらいのです。手を洗う時に上機嫌になれないのはゆゆしき問題です。

最近その、なんか使いづらい原因が分かったので、現地のテンションのままお送りします。

 

 

 

 

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ここのスペースの使い方が下手すぎる!!!

 

 

 

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蛇口があまりに短い!!!!!嘘でしょ!?!?

有り余るスペースは何!?!? 

 

 

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絶対こんくらいまで蛇口伸ばした方がいいって!!!

 

 

 

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 そしたらほらぐいんぐいんできるよ!!!

ていうかそういうタイプもあるけど!!

 

なんでこっちの短い方が普及してんの!?!?

 

 

ふぅ、手ぇ洗うか....

 

 

 

 

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                         /チミッ......\

 

 

ほらこうなるじゃん!!!!!!!!!!

 

 こちとら手のひらまでウンコこねくりまわしとんねん!!!

 どうしてくれんね〜〜〜ん!!!!

 

 

 

 

はい、以上です。興醒めなエセ関西弁には目をつむってください。

蛇口が短い理由を調べたところ、長い蛇口は顔を洗うときに頭に当たってしまうからだそうです。トイレの手洗いなのに顔のことまで配慮してくれているとは、憎めないやつですね。でも俺ここで顔洗ったことねえから!!!みんなもそうだよね!?!?取付け工事した人もそうでしょ!?!?!?違ったらごめんね!!!!!

 

というわけで!みなさんもトイレの後は手を洗うといいですよ!さようなら!